なごや食育ひろば

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コラム

ホームコラム歯科医師・歯科衛生士からひとこと

歯科医師・歯科衛生士からひとこと

2021年4月(歯科医師からひとこと)

口や歯に関する故事やことわざ

失言や不適切な行動を戒めたり、人の仕草や感情を表現する「ことば」があります。

このなかで、口や歯に関するものをあげてみました。シッカリ噛むことや健康な口や歯で活き活きとした毎日を過ごすことの大切さがみえてくるのもあります。

1.あいた口へ牡丹餅・あいた口へ餅
(思いがけぬ幸運のめぐりくることのたとえ)
2.あいた口が塞がらぬ
(あきれかえるさま)
3.奥歯に衣着せる
(事実をありのままに言わずに、どこか思わせぶりに言う)
4.奥歯に剣
(敵意を隠して表面に表さぬこと)
5.奥歯に物が挟まる
(十分に心が打ち解けないで、思うことを素直に言い切らぬ感じを表す語)
6.親の奥歯で噛む子は他人が前歯で噛む
(親が子をかわいがりすぎて必要な時に叱らぬと、その反面に他人からひどく叱られること)
7.親の脛齧る息子の歯の白さ
(独立することができず親のおかげで生活する人が、かえって身なりを小奇麗に飾って遊び暮らす例が多いこと)
8.噛ませて呑む
(人にかみくだかせた物を呑むことから、骨折らずに功をなすことのたとえ)
9.噛んで吐き出したよう
(そっけなく言うさま)
10.噛んで含める
(十分に理解するように言い聞かす)
11.食うか食われるか
(相手を倒すか相手に倒されるか、命がけの争いにいう)
12.食うや食わず
(甚だしく貧乏して生計の苦しいさま)
13.食ってかかる
(激しい口調で反抗する)
14.口が掛かる
(芸人などが客から招かれる)
15.口が過ぎる
(失礼なことを言う、言葉がすぎる)
16.口が塞がらぬ
(あきれてものが言えないさまにいう)
17.口が減らない
(口が達者である、へらず口をきく)
18.口から先に生まれる
(口の達者な者や、お喋りの者)
19.口に合う
(飲食の好みに合う)
20.口は禍のもと
(うっかり吐いた言葉から禍を招くことがあるから、言葉を慎むべきである)
21.口も八丁 手も八丁
(喋ることもすることも達者なことをいう)
22.口を利く
(ものを言う、とりなす、紹介する)
23.口を切る
(最初に発言する)
24.口を拭う
(知っているのに知らぬふりをする)
25.口を割る
(包み隠していたことを白状する)
26.尚歯【しょうし】
(高齢者を尊ぶこと)
27.歯が浮く
(歯の根がゆるむ、軽薄・気障な言行を見聞きして不快になる)
28.歯がたたぬ
(硬くて噛むことができない、相手が強くて対抗できない)
29.歯に衣着せぬ
(包み隠さずに言う、へつらわずに言う)
30.歯の抜けたよう
(まばらで不揃いなさま、うつろなさまの形容)
31.歯の根が合わぬ
(寒さや恐れのために、ふるえおののくさまにいう)
32.歯の根も食い合う
(非常に親しい間柄である)
33.歯の根を鳴らす
(歯を食いしばって怒る)
34.歯を噛む
(歯を噛みしめて残念がる)
35.歯を食いしばる
(無念・憤怒・苦痛などをこらえるさまにいう)
36.歯魔羅目【はーまらめ】
(年をとるとこの三つが順に衰えることをいう)
37.明眸晧歯【めいぼうこうし】
(澄んだひとみと白い歯と、美人の形容にいう)
38.病は口より入り禍は口より出ず
(病気は飲食物からおこり、禍は言葉を慎まぬことから起こる)

歯を食いしばって野球・筋トレ・テニス・相撲を頑張っているアスリートのイラスト

歯が痛いのに仕事に追われている男性のイラスト

2021年2月(歯科衛生士からひとこと)

コロナ禍でもひと工夫。職場や学校で歯みがきをしたい!

「はみがきタイム」と書かれている文字の下に、歯ブラシを持った男の子と目覚まし時計が手を繋いでいるイラスト

感染症予防対策

  • 歯みがきをする時間帯が他人と重ならないように、ずらしましょう。
  • 洗面所は換気をしましょう。
  • 歯みがき時、私語はせずに口を閉じて磨きましょう。
  • 口をお水でゆすぐ時は少量の水を含み、低い位置でゆっくり吐き出し、水を流しましょう。
  • 歯ブラシやコップは使用後洗い、自宅に帰ってからも再度洗いよく乾燥させましょう。

お口を清潔にすることは、色々な感染症予防のひとつです。
ただし、歯みがきをする場所によっては上記のような感染症予防対策が難しい場合もあるので、自宅で1日2回はしっかりと歯みがきをし、その他の方法としてキシリトールガムやキシリトールタブレットを上手に摂取し、むし歯予防に努めましょう。

キシリトールとは

樹木のシラカバ・カシの樹液から採れる天然の甘味料です。
また私たちが普段食べている野菜や果物にも含まれている身近な甘味料です。
キシリトールはむし歯菌(ミュータンス菌)の活動を弱め、歯の再石灰化を促すことでむし歯を予防します。

キシリトールの含有量が多い製品を選びましょう。(キシリトール50から100%) キシリトール配合であっても砂糖・水あめ等の糖類が一緒に含まれている製品はむし歯予防の効果が無くなるので、注意が必要です。

2020年12月(歯科衛生士からひとこと)

「抜けた乳歯、どうしますか?」

子どもの頃、乳歯が抜けたらどうしていましたか?日本では、上の歯が抜けたら縁の下、下の歯が抜けたら屋根に向かって投げる風習があり、私も小さい頃、抜けた乳歯を屋根に投げた記憶があります。

ではこの風習、世界ではどうなのでしょうか?

アメリカ
抜けた歯を枕の下に置いて寝ると「Tooth Fairy」(歯の妖精)が集めに来て、コインを置いていく。
(ちなみにドイツなどの欧州諸国でも同じような風習があり、スペイン語圏では妖精ではなくネズミになるそうです。)
韓国
上下どちらの歯も屋根に投げ、カラスが新しい歯を持ってくる。
中国
上の歯はベッドや布団の下に入れ、下の歯は屋根に投げる。
マレーシア
上下どちらも地面に埋めて土に還す。
フィリピン
秘密の場所に隠して願い事を1つし、1年後にその場所で歯を見つけることができたら、もう1つ願い事ができる。
インド
上下どちらも屋根に投げ、スズメに新しい歯を持ってきてくれるようお願いする。

どの国においても、「将来強くて健康な歯がはえてきますように…」という想いは共通しているようです。

日本ではマンションが普及し、投げたくても屋根はないし、埋めたくても縁の下がない状況が増えました。そのため最近ではとてもおしゃれでかわいいデザインのトゥースケースをたくさんみかけるようになりました。子どもの成長の記念としてとっておくご両親が増えているということですね。

乳歯は(個人差はありますが)5から6歳ごろからはえかわります。昔からの慣習に倣って屋根に投げたり埋めたりするのもいいですし、大切な思い出として、トゥースケースに保管しておくのもいいですね。

2020年10月(歯科医師からひとこと)

「食育」を取り巻く環境の変化

あらゆる分野で、新型コロナウイルス感染症への対応を行っているうちに、私たちの「食育」を取り巻く環境も大きく変化してきました。

街で、食事の宅配サービスのために走っている自転車を見かけると、「どんなに美味しいものを運んでいるのだろう」と時にワクワクします。また、新たにテイクアウトの販売を始めた飲食店も増えてきました。外食をする場合でも、感染対策がしっかりとられている飲食店に入ると、これも「食の安心・安全」のうちの一つなのだと感じます。

こうした社会環境の変化を、食生活における選択の幅の拡がりと捉えれば、今こそまさに「食育」について意識すべき時かもしれません。

名古屋市食育推進計画(第3次)の基本コンセプトは、【「わ」 による健全な食生活の実践】です。健全な食生活の実践には、健康なからだをつくる調和(バランス)のとれた食事を表す「和」、家族や友人と一緒に輪になって食卓を囲む楽しい食事を表す「輪」、食の循環や環境に配慮した食生活を表す「環」の、3つの「わ」が大切です。

いわゆる三密を避けて、輪になって食事を楽しむ頻度が減ってしまう時代であっても、感染対策のとられた飲食店での外食や、テイクアウトもバランスよく組み合わせて、調和のとれた健康的な食生活を続けていきたいものです。

2020年8月(歯科衛生士からひとこと)

「正しい舌の位置」知っていますか?

突然ですが質問です。あなたの舌は、どこにあたっていますか?

  1. 舌が上あご全体にあたっている
  2. 舌が上の前歯の裏側にあたっている
  3. 舌が下の前歯の裏側にあたっている

理想的な答えは1の舌が上あご全体にあたっている です!

理想的な舌の位置を示したイラスト

そうではない方は“舌の姿勢が悪い”状態です。今から一緒に舌について学んでみましょう。

舌が上あご全体にあたっていると…

  1. 飲み込みやすくなる
    食べものなどを飲み込むときには、舌を上あごにしっかり押し付ける必要があります。
    (舌を上あごにつけないようにして唾液を飲み込んでみましょう。難しいですよね。)
  2. 上あごが成長し歯ならびがキレイになる
    歯は唇、舌、頬の筋肉から均等に力が加えられることでキレイにならびます。
  3. 風邪をひきにくくなる
    口呼吸を改善し、細菌やウイルスが直接喉に入ることを防ぎます。

などなど、他にも良いことはたくさんあります。

今日から始めるトレーニング方法

  1. まずは、意識することが大切
    姿勢が悪い方が、姿勢を良くするためには気が付いたら直すことが必要ですよね。舌も同様で、正しい位置に舌を置くことを意識してみましょう。
  2. 舌のストレッチ
    1から4をそれぞれ5回ずつ行ってみましょう。食事の前、入浴中など習慣づけて行うと効果的です。
1.舌を出したり引っ込めたりする
女の人が舌を出しているイラスト
2.口の両端をなめる
女の人が口の端をなめているイラスト
3.鼻の頭をなめるように上へ動かす
女の人が舌を出して鼻の頭をなめるように上へ動かしているイラスト
4.口を閉じた状態で舌で左右の頬を押す
男の人が口を閉じた状態で舌で左右の頬を押しているイラスト

2020年6月(歯科衛生士からひとこと)

フッ化物配合歯みがき剤の効果的な使い方

お使いの歯みがき剤の成分表示を見てみると、「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」といった成分が記載されていますか? それがいわゆる「フッ素(フッ化物)」であり、現在市販されている歯みがき剤の90%以上に配合されています。

フッ化物には、歯の質を強くする、むし歯菌の活動を抑えるなどの効果があり、フッ化物配合歯みがき剤は、子どもから高齢者までどの世代でも家庭で簡単に取り入れられるむし歯予防法です。ポイントをおさえて使用することで、より効果的にむし歯を防ぐことができます。効果的な使い方を紹介するので、ぜひ今日の歯みがきから参考にしてみてください。

ポイント(1)
適切なフッ化物濃度の歯みがき剤を、適切な量使用しましょう。
濃度が低すぎたり、量が少なすぎたりするとフッ化物の効果が十分に発揮されません。
年齢に対して歯みがき剤の適切な使用量とフッ化物濃度を示した表
年齢 使用量 歯みがき剤のフッ化物濃度
歯の萌出から2歳 切った爪程度の少量 500ppm(泡状歯みがき剤なら1,000ppm)
3歳から5歳 5mm以下
(グリーンピース大)
500ppm(泡状またはモノフルオロリン酸
配合歯みがき剤ならば1,000ppm)
6歳から14歳 1cm程度 1,000ppm
15歳以上 2cm程度 1,000ppmから1,500ppm
ポイント(2)
みがく前に歯みがき剤を全体に塗り広げましょう。
フッ化物がお口全体に行き渡るようにします。
ポイント(3)
十分に泡立ちを保ちながら2から3分みがきましょう。
ポイント(4)
お口の中の歯みがき剤を吐き出し、うがいをします。
うがいは少量の水(10から15ml)で1回程度にしましょう。
お口の中にできるだけフッ化物を残すことが大切です。
ポイント(5)
歯みがき後は1から2時間飲食を控えましょう。

※高濃度(1,500ppm)のフッ化物配合歯みがき剤は、6歳未満の子どもへの使用を控えてください。

「歯ブラシの植毛部(毛の部分)は2cmくらいのものが多いです。一度測ってみるといいかも!」と話している歯ブラシと歯のイラスト

2020年4月(歯科医師からひとこと)

オーラルフレイル

「オーラルフレイル」という言葉を耳にしたことがありますか?

オーラルフレイルとは、滑舌の低下や食べこぼし、飲食時の「むせ」など、ほんのささいなお口の衰えをきっかけにお口の機能が低下し、食べる機能の障害へと進む現象を指し、これが、体力・筋力の低下を招き、全身のフレイル(虚弱)につながるという新たな概念です。

簡単に言えば、「ちょっとした口の衰えをそのまま放置すると危険ですよ!」「口の衰えが原因で体力や筋力の低下を起こしますよ!」ということです。

栄養を十分摂取するとともにおいしく食事を楽しむには、とにかく“食べられるお口を維持すること”が非常に重要です。

その為には、むし歯・歯周病の予防などの「歯の喪失予防(歯を残すこと)」と同時に、かみ砕く(咀嚼)、飲み込む(嚥下)といったお口の機能を衰えさせない“口腔機能維持”の両輪で取り組んでいく必要があります。

日頃からかかりつけ歯科医院を持ち、定期的な歯科検診を心がけるほか、お口の周りの筋肉をよく動かす早口言葉やマッサージ等の取り組みを行うなど、お口の健康維持に努めましょう。

男性の歯科医師と女性の歯科衛生士のイラスト

2020年2月(歯科衛生士からひとこと)

口元に注目してみましょう

日常的にお口がぽかんと開いていることはありませんか。

お口を閉じることは、食べ物を口に取り込むとき、噛んで飲み込むとき、発音するとき、いずれにおいても必要です。お口がぽかんと開いている状態では、口周りの筋力の低下(口唇閉鎖不全)や口呼吸が習慣になっていることがあります。

お口が日常的に開いていると、口呼吸により口の中が乾燥し、むし歯や歯周疾患になりやすくなります。また、口周りの筋力が低下することで歯並びに影響を及ぼすこともあります。

お口がぽかんと開いてしまう原因としては、鼻炎などの鼻の疾患や口腔習癖などがあります。鼻の疾患が原因で鼻呼吸が難しい場合は、耳鼻科を受診しましょう。そのほかに、しゃぼん玉などの口を使う遊びを取り入れ、口を閉じる筋力をつけましょう。

シャボン玉、あっかんべー、顔じゃんけんなど口を閉じる筋肉をつける方法が載ったイラスト

唇を使う
シャボン玉をする、ラッパのおもちゃを吹く、ストローで吸う・吹く(細いのがオススメ)
舌を使う
あっかんべーをする
口の周りをすべて使う
顔じゃんけん(グー・チョキ・パー)をする、ぶくぶくうがいをする
歯みがきも頬や口周りの刺激になるよ!

名古屋市リーフレット「よくかめるお口の育て方」参照

2019年12月(歯科衛生士からひとこと)

「ブラキシズム」ご存知ですか?

「ブラキシズム」とは、“はぎしり・くいしばり・かみしめ”などをさします。

ブラキシズムは、歯や歯周組織(歯ぐきなど)、顎関節の雑音や痛み、頭痛や肩こりなど、 口腔以外にも影響することがあります。

人が無意識下において、この動作を行う理由とメカニズムに関しては、未だ明らかにされておらず診断も難しいですが、特徴的な症状がいくつかありますので確認してみましょう。

セルフチェック

プレゼント用の箱から頭を出している歯のイラスト

  • 歯がすり減ったり、欠けたりしている。
  • 冷たいものがしみる。
  • 頬の内側・舌の側面に歯の痕がついている。
  • 上下の歯が、いつもかみ合っている(接触している)。
  • 口を開けると、痛む・音がする。
  • 口が開けにくくなった。
  • 原因不明で、頭・耳・肩に痛みがある。
  • 歯周病が著しく悪化してきている。
  • 以前に比べ、口の中の骨が隆起してきている。
  • 詰め物がよく取れたり、割れたりする。

※愛知県歯科医師会「歯科からのメタボ対策」参考

該当する項目が多くあれば、かかりつけの歯科医師や歯科衛生士に相談してみましょう。 マウスピースを使用するなどで症状を軽減させることもあります。

ブラキシズムは癖(くせ)として無自覚である場合が多く、自分では気づきにくいもので すから、定期的に歯科受診をし、お口の中の状況を管理していければ良いですね。

2019年10月(歯科医師からひとこと)

平成は8020運動と共に…

平成元年、8020運動(高齢になっても楽しく食事を取るため20本以上歯を保つ運動)は始まりました。愛知県歯科医師会は、この運動を盛り上げるべく平成元年から表彰事業を始め、平成元年度241人から平成30年度8,102人を表彰するまでに発展させました。

さらに8020達成者は、健康状態においても良い結果であったと報告しています。

令和を迎え愛知県歯科医師会が作成したユニークな8020運動ポスターを紹介します。

8020達成者の健康状態
8020達成者の健康状態をグラフで表したポスターの画像
まだアノ方は、現役だ。
おせんべいが一部食べてあるポスターの画像
たくあん、ポリッ、ポリッ、ポリッ、ポリッ、ポリポリッ、ポリッ、ポリッ、ポリッ、ポリッ、ポリポリッ、………。
たくあんが半分輪切りされているポスターの画像
スルメかめる、幸せ者。
スルメイカにご祝儀袋の水引きが付いているポスターの画像
まめに長生き、80年。
豆のポスターの画像
自慢は、仲の良さと20本の元気な歯です。
老夫婦がベンチに座っているポスターの画像
かじれるよろこび。
焼きとうもろこしのポスターの画像
8020をメザシ
メザシ一連のポスターの画像
明るい見とおし8020
れんこんが半分に切られているポスターの画像
朝から元気8020
バスケットに盛られたフランスパンとコーヒーのポスターの画像
歯寿8020でよろコンブ
コンブがのし紙に巻かれているポスターの画像
コワイものなし、8020
ゆでだこが鉢巻きをしているポスターの画像
いくつになっても焼もちを…
焼もちのポスターの画像
いくつ読めますか? いくつ噛めますか?
「林檎」や「河豚」など難しい漢字がクロスワード風に載っているポスターの画像
「歯が立たない」なんて言わないで。
「唾」や「舌」、「唇」など口周辺にまつわる漢字が載っているポスターの画像
8020の金メダリスト
人形で作られたおじいさんが重量挙げをしているポスターの画像
元気な暮らしは歯の健康から
人形で作られた老夫婦が手を繋いで仲良くしているポスターの画像
すてきな笑顔、楽しい会話、美味しい食事
8020と書かれた雲と家族が写っているポスターの画像

2019年8月(歯科衛生士からひとこと)

キシリトールをご存じですか?

“キシリトール”をご存じですか?

最近ではキシリトール配合のガムやタブレットなど様々な製品が売られているので、目にしたことがあると思います。

キシリトールは、白樺などの樹木からとれる天然の甘味料で、自然界では多くの野菜や果物に含まれています。

むし歯は口の中にいる細菌(主にミュータンス菌)が、糖分を餌にして酸を発生させることで起こります。しかし、キシリトールはむし歯の原因となる酸を発生しない甘味料であり、むし歯の原因となるミュータンス菌の活性を弱める働きがあることがわかっています。

しかし、市販されているキシリトール製品の中には、砂糖のようにむし歯の原因となる甘味料が入っている場合もあります。パッケージの表示成分をよく見て、砂糖が含まれていないことを確認し、キシリトールが出来るだけ高濃度で含まれている製品を選びましょう。

※キシリトールは食べすぎると、お腹を壊すことがあります。ご注意ください。

キシリトールを食べるだけで完璧なむし歯予防が出来るわけではありません。キシリトールの摂取と併せて、毎日の歯磨きや定期的な歯科受診で歯の健康を守りましょう!

女の人がキシリトールのボトルガムを指さして、「甘味料キシリトール100%」と言っているイラスト

2019年6月(歯科衛生士からひとこと)

歯みがき事故に注意しましょう

乳幼児期の歯みがきについて「自分でみがくのは好きなんですけど、仕上げをされるのは大嫌いで…」とお悩みの保護者の方は、非常にたくさんいらっしゃいます。お子さんが自分で歯みがきをすることは、生活習慣を身につけたり、手の運動機能の発達を促したりと、様々なメリットがあります。しかし、使い方に気をつけないと、ときに重大な事故につながってしまうこともあります。

東京消防庁の調査では、歯ブラシによる事故での救急搬送人員は1から2歳児が大半を占めていることがわかりました。また、その原因としては、歯みがき中に歩き回るなどして転んだというものが6割以上でした。

就学前のお子さんが自分で歯みがきをするときには、歯ブラシを口に入れたまま歩き回らないよう保護者の方から注意をし、歯みがきのとき以外は歯ブラシを持たせないようにしてください。また、お子さん自身での歯みがきだけでは汚れが十分に落とせないため、最後に必ず保護者の方による仕上げみがきをしてあげてください。

子どもが歯みがきをしているイラスト

2019年4月(歯科医師からひとこと)

食育も早期発見・早期治療で

「食育」の世界を、大きく二つの視点からとらえるとすると、「食べもの」と「食べ方」に分けることができます。このうち、歯科医師・歯科衛生士は「食べ方」に関するプロフェッショナルです。

歯科医療の分野では、多くの種類の病気や、症状を扱います。この中でも、治療や予防が比較的簡単で、効果がわかりやすいものがあれば、一方で、治療が困難で、いわゆる「治らない」「ずっとつきあっていくしかない」ものもあります。

食育の考え方に戻って、「食べ方」については幼い頃から身についた習慣や悪いクセ(専門用語で「悪習癖」(あくしゅうへき)といいます。)が影響する場合があります。

この、習慣やクセというものは、本人のおかれた環境などにもよりますが、非常に治すことが難しい、あるいは時間がかかる場合が多くあります。

日頃から食育を意識していない方でも、少しでも「食べ方」が気になって、それが歯や、口の周りの動き方に原因がありそうだと思ったら、早めに歯科医院に相談しましょう。

歯科治療も最終的には、食育に密接な関係があります。長い人生、毎日の豊かな食生活のために、食育の軌道修正も「早期発見・早期治療が大切」と言えるのではないでしょうか。

2019年2月(歯科衛生士からひとこと)

かめるお口は姿勢も大切

食べたり飲み込んだりする際には、頭位、体幹、呼吸の安定のため、体の軸をまっすぐにし、足の裏が床にしっかりついた姿勢が大切です。

足の裏が床にしっかりつくことで上半身が安定すると鼻呼吸が促され、食事に集中でき、食べたり飲み込んだりすることが行いやすくなります。また、この姿勢ができるようになると一口量を覚えるために効果的な「手づかみ食べ」が行いやすくなります。

下の図を参考に普段の食べる際の姿勢についても気をつけるとよいでしょう。

子どもが食事をするときの姿勢についてのポイントを説明しているイラスト

机は肘が直角にのる高さにしましょう
机とお腹の間
机とお腹の間はこぶし1つぶんを目安にイスを置きましょう
背中
垂直よりやや前傾した姿勢が保てるようにしましょう
※猫背にならないよう注意!
足の裏
足の裏が床にしっかりつくとかむ筋肉が働きやすくなります

2018年12月(歯科衛生士からひとこと)

「お食い初め(おくいぞめ)」「歯固め(はがため)」

平安時代からはじまったとされる「お食い初め」は、赤ちゃんが生まれてから100日目に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて行う儀式です。また、これから赤ちゃんに歯が生え始める時期でもあるため、歯が丈夫になるようにといった思いが込められ「歯固め」といった呼び方もあります。

お食い初めといっても、生後100日程度の赤ちゃんは実際に食べることはできないので、食べさせる真似をするだけです。料理は焼き魚、吸う力が強くなるようにとの考えから吸い物(汁物)、煮物、香の物、赤飯、紅白のお餅、さらに「歯が丈夫になるように」と歯固め石を供えます。食べさせる真似をした後に、歯が生えたことを喜び石のように硬い丈夫な歯になるようにとの願いを込めて、歯固めの石を歯茎に当てます。

食べることは生きていく上では欠かせない事であり、子どもの成長に「食」は切り離すことができません。子どもの本質は、環境により大きく変わってきます。五感をつかった食べ方、バランスのよい食事、多くの食材に慣れ親しむなど、昔からの文化を大切にし、「食べさせる」よりも「食べる動きを引き出す」といったように子どもの発育にあわせた食べ方を支えてあげられるといいですね。

赤ちゃんが料理を前に喜んでいるイラスト

2018年10月(歯科衛生士からひとこと)

発達段階別の、指しゃぶり対処法

指をしゃぶっている子どものイラスト

指しゃぶりには「見守るだけでよい時期」「やめられるようはたらきかける時期」と、それぞれの子どもの発達段階に合わせた対処法があります。まずは子どもの年齢、指しゃぶりの状況、周囲の環境、指しゃぶりの継続時間とその時の様子などをしっかり観察し、どういった対処法が最も適しているのかを探ることから始めてみましょう。焦らず、根気よく、お子さんと向き合っていきましょう!

1)乳児期
乳児期の指しゃぶりは子どもの発達にとって意義の大きいものです。赤ちゃん時代の指しゃぶりはやめさせようと考えないでください。あまり神経質にならなくても大丈夫ですので、見守ってあげてください。
2)幼児期前半(1から2歳)
子ども自身の発達や環境などの状況を考慮せずにやめさせようとする対応、きつく叱る、手を縛るなどの恐怖によるやめさせ方は、爪噛みなどの別の癖に結びつくこともあります。またかえって指への執着やこだわりを強く持ってしまう子どももいます。

子どもの生活リズムを整え、野外での遊びや運動などで十分にエネルギーを発散させ、一緒におしゃべりを楽しむ、手を使った遊びに誘うというような対応を心がけるうちに、指しゃぶりの頻度は少しずつ確実に減っていくことでしょう。
3)幼児期後半(3から6歳)
自意識の発達や社会性の発達によって、自分から指しゃぶりをやめようとする子どもも出てくる時期です。指しゃぶりによる口腔の形態・機能への影響が出やすくなる時期にもなりますので、やめようとする意識を育てていきましょう。
*指しゃぶり卒業の“きっかけ”をつくろう
指しゃぶりの影響が今後どのような形で出てくるのかを絵本や写真などを交えながら説明したりして、やめるきっかけを与えてみてください。目で見て明らかに分かるものの方が子どもの理解も深まり、「やめよう」という意識につながる筈です。
*具体的な目標を設定しよう
子ども自身の努力で達成できるような、無理のない目標を設定してみます。最初は比較的簡単に達成できる低めの目標を設定し、少しずつ目標を高くしていきます。それを1つずつ達成できた時の満足感や、家族に褒められる喜びが、子どもの自信とやる気につながっていくことでしょう。「今日1日我慢できたら、日曜日にみんなでお出かけしよう」「明日も我慢できたら、大好きなハンバーグを作ろう」などご褒美を決めておくのも、前向きな気持ちをよりいっそう引き出すことができるでしょう。

井上美津子「指しゃぶり、おしゃぶりQ&A」より

2018年8月(歯科衛生士からひとこと)

むし歯と飲み物について

暑い日が続くと冷たいものがとても好まれます。中でも熱中症を予防するためには水分補給は欠かせません。ジュース等の糖質の入った飲み物、お茶やお水等の糖質の入っていない飲み物と様々なものがあります。

飲み物の種類や飲み方により、涼しくなった頃に、むし歯ができてしまったという状況にならないように、気をつけましょう。

特に味のある飲み物では、冷たいと甘みの感じが少なくなるため、実は大量の糖質を含んでいても感じないことがあります。

糖質の摂取量が多いと、むし歯だけでなく、健康管理の上でも、悪影響を与えます。水分補給には、味のない飲み物をたくさん飲むように心がけましょう。

子供が虫歯を痛がってタオルでほっぺを押さえながら泣いているイラスト

2018年6月(歯科衛生士からひとこと)

歯と歯の間をお掃除しましょう

毎年6月4日から6月10日は歯と口の健康週間です。歯を健康に保つため、皆さん歯磨きをしているかと思いますが、歯ブラシだけでは歯の汚れは60%程度しか取れていません。歯ブラシの届きにくい所には汚れがたまってしまいますので、歯と歯の間をお掃除する必要があります。歯間清掃道具はデンタルフロスと歯間ブラシがあります。

デンタルフロスは糸タイプとホルダータイプがあります。糸タイプの方が経済的な場合が多いですが、慣れていない方はホルダータイプが良いでしょう。(子供用もあります。)歯と歯の間に物がはさまるように感じてきた方は歯間ブラシがおすすめです。サイズも様々ですので、かかりつけの歯科医師、歯科衛生士にご相談の上ご使用ください。

歯と歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、歯磨き粉のイラスト

2018年4月(歯科医師からひとこと)

むし歯菌の感染について

有名芸能人一家に赤ちゃんが誕生して、成長を追いかける番組の中で、おじいちゃんが孫を抱きあげてほっぺにチューをしようとすると、それを見た若いパパが、むし歯菌がうつると叫んでいました。

皆さんお気づきになられましたか?これは、むし歯予防における新しい考え方を反映しているシーンなのです。

生まれてきたばかりの赤ちゃんの口の中にむし歯菌は存在しません。歯が生えてきて初めて、口の中にむし歯菌が検出されます。むし歯菌は歯のような硬いところにしか住めないからです。歯が生え始める生後6か月頃から身近なお母さんなどの唾液から感染して赤ちゃんの口の中にもむし歯菌が存在するようになります。特に19か月(1歳7か月)から31か月(2歳7か月)までの間がもっともむし歯菌の感染を受けやすい時期となります。

この時期のお子さんの口の中は、前歯がすでに生えそろい、奥歯が生え始めてきて生えそろうまでの時期にあたります。ここでしっかり感染予防ができれば、その後のむし歯になるリスクは減少すると報告されています。

むし歯予防のためには、お母さんを中心とする近親者が未治療のむし歯などがあれば、まずそれを治療し、お口のケアに取り組み、口の中のむし歯菌を減らしてから赤ちゃんと接するようにしましょう。

お母さんにだっこされている赤ちゃんと歯磨きをしている近親者のイラスト

2018年2月(歯科衛生士からひとこと)

歯医者さんとのつきあい方

歯医者さんというと、歯を削るキーンという音が思い浮かんで、できれば行きたくないという方も多いのではないでしょうか?そのため少しくらいの痛みなら我慢してしまいがちですが、それが歯の状態をどんどん悪くしてしまっているのです。

状態が悪化すれば、それだけ治療も困難になり、痛みも多くなります。この悪循環を断ち切るためには、自分自身の歯に対する認識を高め、積極的に治療を理解しようとする気持ちが必要です。

歯医者さんに対する恐怖の1つとして、目を閉じて口を開けている間に、どんな事をされるのかわからないという事がありませんか?こうした事を予防するためにも、治療の必要性、手順を歯医者さんに遠慮なく質問して納得されてから治療を始めてもらいましょう。

治療中に痛みや不快感があったら、決して我慢する必要はありません。どうしても嫌な時は、きちんと説明すれば無理やり治療されることはないはずです。気持ちの準備ができたときに、もう一度治療を受けに行きましょう。

歯科で問診を受けている人のイラスト

2017年12月(歯科衛生士からひとこと)

【食品による窒息事故に気をつけましょう!】

もうすぐお正月!お正月は、家族や親戚、お友達とワイワイ賑やかに食事をする機会が多いですね。でも、大人がおしゃべりに夢中になっている間に、お子さんが喉に詰まらせて…なんてことになっては大変です。14歳以下の食品による窒息事故は、6歳以下に集中しており、0から1歳児が全体の60%以上を占めています。

窒息の原因になる食品は、菓子類(マシュマロ、ゼリー、団子、あめ)、果物類(リンゴ、ぶどう)、パン(ホットドッグ、菓子パン)、肉類、餅、寿司、チーズ、そうめん等々、日頃食べる機会の多い食品です。乳幼児のお口は、歯が少なく食べる機能が未発達な状態です。楽しく安全に食事をするために以下の事に気をつけましょう!

  1. 食事をするときは、一人にせず、誰かがそばで見守りましょう。
  2. 食べることに集中できる環境を作りましょう。
    おもちゃで遊びながら、テレビを見ながら、歩いたり走ったりしながら…など「ながら食べ」はやめましょう。また、おむつを替えるときなど寝転んだまま食べさせないようにしましょう。
  3. 食べやすい大きさにして、一口量は、無理なく食べられる量にしましょう。
    口いっぱいに詰め込むと舌を動かしにくく、噛むより丸飲みしやすくなります。「モグモグ、カミカミ」と声をかけゆっくりよく噛む習慣をつけましょう。噛むことで唾液が増え、美味しく安全に食べられます。
  4. ピーナッツなどナッツ類や豆、あめやグミなど、固いもの、口の中で溶けるまでに時間のかかるものは、3歳頃までは控えましょう。
  5. 食事中に驚かせたり、急がせたりしないようにしましょう。食事中に眠くなっていないか、きちんと座っているか姿勢にも注意しましょう。

家族で談笑をしながら食事をしているイラスト

2017年10月(歯科衛生士からひとこと)

「フレイル」って何?

「フレイル」あまり聞きなれない言葉かもしれません。これは日本老年医学会が2014年に提唱した言葉で「高齢になって筋力や活力が衰えた状態」の事を言います。これは健康と病気の「中間的な段階」であり、75歳以上の高齢者はこの段階を経て徐々に要介護状態に陥っていくといわれています。

しかし、気づいた段階で適切に対応すれば改善は可能です。特にフレイル状態になる前の「プレ・フレイル」の段階で早期に気づきその状態を維持することが健康長寿につながると考えられています。

フレイルを表した図
(東京大学 高齢社会総合研究機構・飯島勝矢:作図)

「フレイル」のサインは以下の3つ、気づいたら早めに予防しましょう。

1.食べることの偏り、お口の機能のおとろえ「オーラルフレイル」
◆よく噛んでしっかり食べる、お口の体操で機能アップ
2.歩く、体を動かすなど運動の機会が減る
◆今より10分多く体を動かすなど運動の機会を増やす
3.ボランティア、サークル活動など外出、社会参加の機会が減る
◆自分の培った経験を活かすなど、自分に合った活動を見つけ社会参加する

2017年8月(歯科衛生士からひとこと)

良い歯を育てる食生活

女の子がお菓子を食べているイラストとアイス、ケーキ、ドーナツと虫歯菌のイラスト

夏は、ついつい冷たいジュースやアイスに手が伸びる季節ですね!

自動販売機やコンビニが、少し歩けば目につくので、お子さんの熱中症予防に…と、気軽に買って飲ませがちですね。しかし、清涼飲料水やアイスには、 たくさんの砂糖が含まれているので、むし歯や肥満、食欲不振につながります。

特に乳幼児期は離乳食を食べない、ご飯を食べないお子さんが、意外と多量のジュースを飲んでいたり、フルーツ味の棒アイスを1日中口にくわえていたりといった話を耳にします。清涼飲料水の多くは、さわやかな飲み心地にするために酸性になっています。

そして、その酸っぱさを和らげるために大量の砂糖が入っているのです。ノンシュガーであれば、むし歯はできにくいですが、酸は歯のミネラル成分を溶かし出してしまうので注意が必要ですね。甘くて冷たい飲み物、食べ物は時間を決めることが大切です。

2017年6月(歯科衛生士からひとこと)

唾液の作用

唾液は、食べる、飲む、話す機能を営む上でからだの機能維持に重要な働きをします。

☆抗菌作用
口は空気や食べ物が常に入り雑菌にさらされています。
唾液には細菌増殖を押さえる「抗菌作用」があります。
唾液のイラスト
☆消化作用
ごはんやパンなどのデンプン質を糖に変える「消化作用」があります。
☆粘膜保護作用
唾液には「ムチン」というタンパク質が含まれています。
硬い食べ物が接触しても傷がつかないように粘膜を保護します。
☆食塊形成作用
唾液の「ムチン」は食塊形成、摂食・嚥下に重要な働きをしていて、少なくなると誤嚥の原因になります。
☆修復作用
唾液には傷を治す因子や、脳神経の老化を防止する因子が含まれています。
☆自浄作用
食べかすを洗い流す作用があります。睡眠中は唾液の分泌が少なくなり、自浄作用が低下します。

このように唾液は殺菌・洗浄作用で口や歯の病気を予防し、食べること、飲み込むこと、会話をしやすくします。

2017年4月(歯科医師からひとこと)

生活習慣とお口の健康

ほとんどの生物の生命活動は、「概日リズム」という約24時間の周期でおこる体内リズム(体内時計)によって支配されていることが知られています。このリズムを司っているのが、時計遺伝子と呼ばれる遺伝子です。血圧や体温など様々な体の働きに「概日リズム」があり、夜更かしなどの不規則な生活によってこのリズムが乱れると、様々な病気の発症につながっていくと言われています。つまり、このリズムを正常に保つことが体の健康にとってとても重要です。

お口の健康と「概日リズム」の働きで大切なことは唾液の分泌です。唾液は、口腔内のpHを酸性に傾くことを防ぐ、食べかす等が口腔内に残りにくくする、歯の修復を促す、細菌の増殖を防ぐ、消化・吸収の促進などの大切な働きがあります。「概日リズム」の乱れは、唾液の分泌の乱れにつながり、歯周病や虫歯などを助長させてしまう危険があります。

よって、生活習慣はお口の健康に深く関わっていますので、規則正しい生活を心がけ、歯周病やむし歯を予防していきましょう。

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