災害時の食の備え
いざというとき、あなたの食の備えは大丈夫でしょうか?
大災害が発生すると、物流が止まり、支援物資が届くまでに日数がかかる場合があります。
備蓄物資は、7日分程度、家族の人数も考慮して用意しましょう。
栄養バランスを考えて備蓄しましょう
- 「主食」
- 米、アルファ化米、レトルト食品(米飯・粥)、乾パン、乾めんなど
- 「主菜」
- 肉・魚・大豆の缶詰(蒲焼、焼き鳥、五目豆など)、レトルト食品(カレー、ミートソースなど)、乾物(凍り豆腐)など
- 「副菜」
- 野菜の缶詰(トマト、コーンなど)、乾物(切干大根、わかめ、ひじきなど)、 野菜ジュース、粉末スープ、粉末みそ汁など
- 「その他」
- 果物の缶詰、ドライフルーツ、菓子(チョコレートやあめなど)、栄養補助食品(高エネルギーゼリー、飲料など)、常温保存できる牛乳、お茶類など
- 「水」
- ひとり1日3リットル程度
家族にあわせた食品等を用意しましょう
災害が起きた時に最も影響を受けやすいのは、乳幼児や高齢者、食物アレルギーや病気を持っている人たちです。
- 「高齢者がいる場合」
- 飲み込む、噛む力に不安がある方がいる場合は食べやすさにあわせた食品を準備しましょう。
(例)やわらかタイプのおかず、とろみ調整剤や濃厚流動食 - 水分を十分にとりましょう。
- 食欲がない時は、甘いものや栄養補助食品などを食べ、エネルギーをとりましょう。
- 低栄養の予防に、肉、魚や豆類の缶詰を利用してたんぱく質をとりましょう。
- 「乳幼児がいる場合」
- 育児用ミルクや月齢にあったベビーフードを準備しましょう。ほ乳瓶や子ども用の食器具もあるとよいでしょう。
- 災害時はストレスにより、母乳が出にくくなることがあります。育児用のミルクや哺乳瓶、水も多めに用意しましょう。
- 「食物アレルギーのある場合」
- 支援品や炊き出しの食事は、原材料や調味料にアレルギーを引き起こす成分が入っていることがあります。必ず原材料を確認しましょう。
- 特別な食品は手に入りにくい状況なので普段使っている食品を多めに常備しましょう。(アレルギー用のミルク、アレルギー対応のレトルト食品や調味料)
- 子どもの場合は、保護者と離れていても本人のアレルギー情報がわかるようにしておきましょう。
- 「食事制限のある場合」
- 高血圧や糖尿病、腎臓病などで食事療法をされている方は、症状を悪化させないために減塩の調味料、栄養成分がわかる食品などを用意しておきましょう。
備蓄食品を日頃の食事に取り入れましょう
いつも食べているものを「ちょっと多く買って備える」ローリングストックをすると、食品を無駄にすることなく、効率よく備えることができます。
災害リーフレット
災害時の食についてのリーフレットです。
ライフラインが止まったら
ライフラインが止まった場合の対処法、備蓄についてのリーフレットです。
なごやハザードマップ備蓄編(食事)
いざというときのために備えるリーフレットです。
災害時に備えた食品ストックガイド
災害時のために備えると良い食品を紹介したリーフレットです。
名古屋市ウェブサイト(災害時の食の備え)
名古屋市のウェブサイトでも紹介しています。